水不足の原因に温暖化は関係あるの!?日本で出来る対策は?
現在、世界的に水不足が懸念されています。
日本で暮らしているとあまり意識しませんが、
今まさに世界の人口の約40%の人が水不足に苦しんでいるようです。
更に、2025年には人口の3分の2が
水不足になるとの予測も立っています。
今回は水不足の原因と日本への影響、
個人でできる対策を書いていきたいと思います。
なぜ水不足が起こっているの?
水不足の原因について調べてみたところ、
1番の原因になっているのは人口の増加です。
人口が増えたので、単純に飲み水の量が増えたし、
他にも農業や工業でも生産量を増やす必要が出てきたため、
以前よりも大量に水が使われるようになったのです。
でもですね、ちょっと不思議じゃないですか?
そもそも地球の70%は水でできています。
それだけ大量の水があったらいくら人口が増えようが
全然平気なように思いますよね。
それについて少し調べてみたのですが、
地球上にあるほとんどの水はそのままじゃ使えないそうです。
水には海水と淡水の2種類があります。
普段僕らが飲んだり料理に使ったりしているのは淡水ですね。
で、その淡水は地球上にある水の何%に当たるかというと、
たったの2%です。
「え、それだけ?」と思ったかもしれませんが、それだけです。
残りの98%は海水なんですね。
しかも、その2%の淡水も70%が標高の高い山で氷や雪になっていると言います。
つまり、僕らが地球上で普通に使える水は0.01%未満だということです。
この0.01%未満の水を全人口で使っているわけです。
これはなかなかショッキングな事実じゃないでしょうか?
これからもっと人口が増えていくことが予想されるので、
より多くの人たちで水を分け合わないといけなくなってきます。
水不足と温暖化の関係について
さて、水不足の原因が温暖化にあると思っている方も多いようです。
しかし、大きな視点で見た場合、温暖化は
水不足の原因としてはそこまで問題になりません。
水が蒸発してしまうと考えていたりするのでしょうか?
でも水は蒸発してもまた雨になって地上に戻ってくるので、
絶対量が変わることはありません。
ただし、温暖化によって各地域の気候が変わってしまうことがあるので、
そうなると今までは水が足りていた地域で水不足になったり、
逆に水量が多くなって洪水になる地域が出てきたりということがあり得ますね。
日本でできる対策はある?
さて、水不足の対策についてですが、
実は色んな地域で「海水を日常的に利用できないか?」という
取り組みが行われています。
そして、この取り組みはけっこう上手くいっているみたいです。
ただ、どうしても費用がかかるので、
それが主流となるのはまだまだ先の話になりそうですね。
なので、そこまで水不足に敏感になる必要はなさそうですが、
日常的に僕らができることを少し挙げておきましょう。
基本的に水を節約して使うということですね。
- 水道の水を出しっぱなしにしない
- お風呂で残った水を洗濯やトイレで使用する
- お風呂は足し湯をしないように早めに済ます
などなど。
まだまだたくさんありますが、
誰にでもできそうなものを挙げてみました。
ぜひ意識してみてください。
ということで、今回は水不足についてでした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは!